リアルに描かなくても大丈夫|似顔絵の描き方が驚くほど上達する方法

雰囲気を伝える」や「イメージが重要」のページでもお伝えしたことというのは、言い換えれば、似顔絵を描く際に、無理をして「リアルに描かなくても大丈夫」ということなのです。

いざ、「似顔絵を描こう!」とすると、何としてでもリアルに描こうとする人が、殊のほか多いんですよね。頭では「漫画チックに描こうが、シンプルに描こうが、最終的に似ていれば良い」ということが分かっている人もいるんですが、そういう方でも、いざペンを手にして描き始めると、何とかしてリアルに描こうとしてしまう。

リアルに描こうとするというのは、本物と全く同じように描こうとする、つまり、全てを正確に描こうとするということですが、要するにそこにとらわれなくてもいいのです(もちろん、絶対にはずせない大事なポイントというものはありますし、リアルに描くことが悪いという意味では決してないのですが・・・。今日の話は特に、リラックスして読んでいただければと思います)。

似顔絵を習得するにあたって、私はこの「リアルに描かなくても大丈夫」という言葉に随分と励まされました。

似顔絵はイメージや雰囲気が大事なんだ、つまり、根を詰めてリアルに描こうとしなくてもいいんだ、ということを肌感覚的に悟った時には、全身の力が抜け、気持ちがスーっとラクになったものです。

リアルに描こうとしなくてもいいというのは、もう少し言い換えてしまえば、鼻息を荒くし、しゃっちょこばって上手に描こうと思わなくてもいいということです。

上手に描くということが、似顔絵として素晴らしいものになるということとイコールかというと、決してそうではないからです。

つまり逆に言えば、たとえ絵が下手だとしても、それが似顔絵として上手ではないということと必ずしも同義であるとは限らないのです(この辺りは、「絵が下手でも諦めることはない」のページに詳しく書きましたので併せてご参照くださいませ)。

以前の私は、まさに鼻息をふんがふんがと荒くしながら、とにかくリアルに描くことに一生懸命だったのですが、このことを掴んでからは、本当に似顔絵を描くことが楽しくなりました。

とにかく、リアルであればあるほど素晴らしい似顔絵であるという訳ではないのです。

ましてや、テストではないので、上手に描いて100点満点を取ろうとなんてしなくてもいいのです。リアルに描こうとしたり、上手に描こうとしたりするよりも、モデルとなってくれた人を喜ばせる、そして自分自身も楽しんでしまう、これを一番の目的にして描いてみませんか?

改めて、「リアルに描かなくても大丈夫」ということを念頭に置きつつ、肩肘張らずにリラックスして楽しんで描くということを、皆様が意識して、似顔絵に臨んでいただければと強く願います・・・。

ちなみに、この似顔絵講座は、そういったポリシーで作られているからこそ、誰でもとっつきやすく、楽しい似顔絵講座になっているのです。
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