似顔絵が似ていない原因と似せるためのポイント|似顔絵の描き方が驚くほど上達する方法

何度繰り返し似顔絵を描いてみても、どうしても似せることができないというのはよく聞く悩みです。私の周りでも、そのような悩みを抱えながら試行錯誤している方がたくさんいらっしゃいます。私自身、似顔絵を描き始めたころは似せることが思った以上に難しく、「どうしてだろう?」と頭を悩ませていた記憶があります。

そこで今回は、「似顔絵が似ていない原因」と、「似せるためのポイント」について、改めてまとめてみます。本当にポイントだけをさらっとまとめましたので、軽く読んでいただくだけで参考になるかと思います。ぜひお役立てください。

似顔絵が似ていないいくつかの原因

似顔絵をどうしても似せることができない時、多くの場合、そこには共通した原因がいくつかあります。主な原因は、次の3点です。

  • パーツの配置やバランスが異なっている
  • 各パーツの形状があまりにも違う
  • 「ならでは」の特徴を捉えられていない

まずは、それぞれについて以下にまとめてみました。

パーツの配置やバランスが異なっている

似顔絵が似ているためには、目・鼻・口などの各パーツの配置、さらにはそのバランスが非常に重要です。これらが実物と異なっているとなかなか似せることができません。

  • 両目の距離や、鼻との位置関係はどうなっているか?
  • 眉毛と目のバランス・位置関係は適切か?
  • 鼻と口の位置関係やバランスはどうなっているか?
  • 顔の端(輪郭)からの距離は合っているか?
  • あごの大きさやおでこの広さは大丈夫か?

どうしても似てくれない時には、これらを今一度確認してみることをおすすめします。

これらの位置やバランスが実物に準じたものになっていないと、各パーツがどれだけ精密にきちんと描けていても、全体として似せることはなかなかできません。言い換えれば、各パーツがそれほど正確でなくても、位置関係とバランスさえしっかりとつかめていれば、そこそこ似せることが可能となるのです。

各パーツの形状があまりにも違う

「各パーツがそれほど正確でなくても、位置関係とバランスさえしっかりとつかめていれば、そこそこ似せることが可能となる」と上述しましたが、それでも各パーツが実物とあまりにも違う時は、なかなか似せることができない場合があります。

目・鼻・口などのパーツの中でも、特に「目」が重要で、あとは顔の輪郭髪型。これらさえしっかりつかんでいれば、相当似てくるはずです。

ざっくり全体を描き上げた後に、あまり似ていない印象を受けた場合、目・輪郭・髪型の3点を少し調整してみると、見違えるように似てくることはよくあります。特に注意して見てみてください。

「ならでは」の特徴を捉えられていない

よく観察してみれば、その人の顔「ならでは」の特徴というものが必ずあるはずです。目の大きさや形、顔の輪郭の形、髪型、鼻の大きさ、口の形や唇の具合など・・・。

なかなか似てこない場合は、そこ(「ならでは」の特徴)を、少し大袈裟なくらいに強調して描いてみることです。それだけで一気に似てくることがあります。

「少し大袈裟くらいに強調して描いてみる」と述べましたが、その辺りのことについて、こちらに詳しく載っていますので、ぜひご参照ください。

※参考
本人よりも本人らしい?

似顔絵を似せるためのポイント

似顔絵が似ていない原因について押さえたところで、次に、似顔絵を似せるためのポイントをまとめてみました。主なポイントは次の通り、たったの4点です。

  • 「ならでは」の特徴を必ず見つける
  • 「ならでは」の特徴を強調する
  • 多方面から観察する
  • 髪型・輪郭、そして「目」を重視する

似ていない原因と併せて、これらもきちんと押さえることで、かなり似ている似顔絵が描けるようになるはずです。以下より、それぞれについて解説します。

「ならでは」の特徴を必ず見つける

上述した通り、似顔絵が似ていない場合の原因として、その人「ならでは」の特徴を捉えられていないということがよくあります。

「ならでは」の特徴を見つけるのは、似顔絵を上手く描くためのキーポイントとも言えるほど重要な条件です。よく観察して、必ず何かしらの特徴を見つけてみてください。

「ならでは」の特徴を強調する

これも上述しましたが、「ならでは」の特徴が見つかったら、それを多少大袈裟なくらいにデフォルメして描くと、似顔絵が非常にイキイキとしてきて、本人に似てくるものです。

例えば、以下は極端な例ですが

  • 目の大きな人は、顔の輪郭から飛び出すくらいに大きく描く
  • 唇が分厚い人は、あり得ないくらいに思いっきり分厚く描いてみる
  • 耳の大きな人は、顔の半分かそれ以上の大きさで描いてみる

・・・などなど、大袈裟なくらいにデフォルメしてみると、ユーモアも増しますし、より似てくることがよくあるのです。

多方面から観察する

似顔絵は、正面など一方向からの顔をずっと見ながら描くと思いがちですが、実はモデルの顔を様々な角度から観察してみると、頭の中で立体的なイメージが固まり、より似顔絵を似せやすくなります。

そのため、例えば写真から似顔絵を描く場合であっても、1枚ではなく、出来る限り多くの枚数を参考にした方が良いと言えるでしょう。

髪型・輪郭、そして「目」を重視する

これも上述した通り、髪型と輪郭、そして各パーツの中でも特に「目」を重視して、それらの位置関係やバランスを丁寧に描いてみてください。

例えば、次のような観点で考えてみてください。

  • 髪の毛は多いのか少ないのか、長いのか短いのか、顔に対しての比率はどれくらいなのか
  • 輪郭は丸いのか四角いのか、それとも三角形なのか、あごはどうか、おでこの広さはどうか
  • 目は大きいのか小さいのか、丸いのか細いのか、眉毛とのバランスはどうか、まつ毛の長さはどうか、黒目はどんな感じか

・・・などなど。これらを出来る限り実物に似せることが出来れば、その似顔絵はもう8割がた完成したも同然です。それくらい重要なポイントなので、ぜひ覚えておいてください。

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似顔絵は独学でもある程度まではマスターすることが可能ですが、やはり信頼できる教材やマニュアルを参考にしてきちんと学んだ人の似顔絵は基礎がしっかりとしていて、一味違うものになります。

また、独学よりも上達のスピードが速くなることも間違いありません。そのため、最初は自己投資として信頼できる教材を手に入れて、しっかりと学ぶことをオススメします。

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