絵が下手でも諦めることはない|似顔絵の描き方が驚くほど上達する方法

似顔絵の面白いところ、普通の絵と違うところは、一般的な絵の上手い・下手というのが、あまり関係のない側面を持つということです。

どういうことかと申しますと、絵(風景画・人物画・静物画・動物画・植物画・・・など)を描くことについて技術的にも非常に長けていて、誰が見ても上手だという人より、それよりも明らかに劣る人、つまり下手な人が描いた似顔絵のほうが、上手な似顔絵として評価されてしまうといったことがしばしば起こり得るのです。

特に人物画については、当然それが上手い人のほうが似顔絵も上手に描けるような気がしますが、一概にそうとも言えないのです。

そんなことあり得ない・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これは本当のことなのです(念のため申し添えておきますと、絵が上手いのと同時に、似顔絵でも抜群の腕前を発揮する人、すなわち、どちらも秀逸な人というのも、もちろん存在しますが・・・)。

なぜ、人物画が上手い人が、似顔絵も上手に描けるとは必ずしも言えないのか。

人物画は、もちろん似ていることが求められる場合もありますが、それを昇華させたような理想化、つまりモデルとなる人物の理想象(「心象」や「観念」と呼ぶこともあり・・・ちょっと難しくなってしまいますが)が求められる場合も多いからです。

これは、他の種類の絵についても同様で、要するに求められるものが違うのです。

似顔絵は、顔の特徴やイメージをつかむ能力が最も重要であると言えます。
他の絵とは必要となる土台が違う、あるいは別の舞台での勝負、と言ってもいいかもしれません。土俵が違う、ってやつですね。

イメージが重要」や「雰囲気を伝える」のページでも触れたようなこと、つまり、顔の表面的な(形状的な)特徴だけではなく、人それぞれの性格・キャラクター・立ち居振る舞い・人間性・しぐさ・言動・醸し出しているオーラなどなど、これらをひっくるめた「イメージ」や「雰囲気」といったものを、いかに掴めるか、そしてそれをいかに表現出来るか、そういう勝負なのです。

ですから、絵が上手な人が描いた似顔絵より、下手な人が描いた似顔絵のほうが、「似てる!」となる現象が起きてしまう。つまり、絵が下手だといって、似顔絵を決して諦めることはないのです。

絵が下手だということは、似顔絵が下手だということと、決して同義ではないからです。

ここは本当に、心の底から、大声で強調しておきたいところです。
その辺りを踏まえた上での、「似顔絵上達の近道」なのです!
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