似顔絵にまつわるエピソード(その20)|似顔絵の描き方が驚くほど上達する方法

(※とある男性の手記です)
おれの会社の同僚に、似顔絵をサラサラっと描いて、いつも女性をキャッキャ言わせてる奴がいる。
昼休みの時間などは、そいつの周りを、いつも数人の女性が取り囲んでいる。「キャー似てるー」とか「ほんとうまいねー」とか、聞こえてくるのはそんな声。

ちくしょう。おれも似顔絵が上手く描けるようになりたいよ。そしたら女にモテるんだよ。ぶっちゃけ、あいつよりは顔だっていいし、あいつよりはスマートだし、あいつよりは仕事も出来るつもりなんだ。だから、似顔絵さえ描ければ、おれだってモテるんだ。

そんな愚痴を、別の同僚(男)にこぼしていたら、そいつがこう言った。

「まずその思い込み直さねーと、いつまでたってもモテねーんじゃねーの。」

でかいハンマーで頭を思いっきり殴られた気分になった。

おれに、合掌。

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・・・シンプルながら、なんだか大事な示唆を含んでいるような体験談ですね(笑)。勘違い、思い込み・・・。人は、自分自身のことは案外分かってなかったりするもの。気を付けたいものです。

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