とある既婚男性の方のエピソード。
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先日、仕事で落ち込んでいる時、昼食をとる場所を探そうとふと立ち寄ったショッピングモールに、似顔絵を描いてくれるコーナーがあった。
自分の似顔絵を描いてもらうのは照れくさいので、私は遠目に似顔絵師の方の仕事ぶりを見ているに過ぎなかったが、なぜかとってもほっこりした。
けっこうお年を召した似顔絵師の方だったが、それはそれは楽しそうに、本当に楽しそうに、似顔絵を描いていた。
きっとこの方は、似顔絵だけじゃなくて、人生そのものを楽しんでいるんだろうと、そんな想いまでもが頭をよぎった。
ちっぽけなことで落ち込んでいる自分が、恥ずかしくなった。
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似顔絵自体ではなく、似顔絵師が似顔絵を描くその姿に、心を打たれたという話です。似顔絵が描ければ、それをきっかけに何かあなたの人生にも光がもたらされるかもしれませんね。