似顔絵にまつわるエピソード(その4)|似顔絵の描き方が驚くほど上達する方法

とある独身女性の方のエピソード。
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遠距離恋愛中の彼氏に、何か心を込めた誕生日祝いをプレゼントしたいと思った。

悩んだ末に思いついたのが、「似顔絵」である。誕生日に久しぶりに会う際、サプライズとして「似顔絵」を渡せば喜んでくれるのではないかと考えた。

当然、自分では描けないので、写真から似顔絵を描いてくれるというプロにお願いした。その出来栄えは・・・あまりにも特徴を捉えていて、かわいくて、私が手元に置いておきたいくらいの素晴らしいものだった。

いよいよ明日会えるという前日、彼氏と電話をしていて、ささいなことから喧嘩をしてしまった。一応、次の日に会う約束までキャンセルになるといった最悪の事態には至らなかったが・・・。

そして久しぶりに会った当日、やはり電話での喧嘩のせいで、ぎこちない険悪な雰囲気が漂い・・・ずっと私は泣きそうな気持ちだった。

晩御飯になり、レストランに入った。席に着き、私は満を持して、例の似顔絵のプレゼントを渡した。

それを見た瞬間、ぎこちなかった彼の表情が一気に崩れて、ぱーっと笑顔が広がった。同時に私も笑顔になった。あの瞬間の彼の表情の変化は、今でも鮮明に覚えている。一生忘れることはないだろう。
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ご本人も、彼氏も、似顔絵を描いたプロの方も、そしてこれを読んだ私たちも、みんなが幸せになれるエピソードですね。やっぱり似顔絵には、みんなを幸せな気持ちにさせるパワーがあるんですよね。改めて、似顔絵って素晴らしい。

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