単に「絵が上手い」というのと、「似顔絵が上手い」というのは、明らかに違う気がします。
似顔絵においては、「上手いけど似ていない絵」、あるいは逆に「下手だけど似ている絵」というのは、燦然と存在しているからです。
つまり、「絵は上手いけど似顔絵は下手」あるいは「絵は下手だけど似顔絵は上手い」という人というのが、存在するということです。
もちろん、似顔絵として評価されるべきは当然後者です。似ているという評価があっての似顔絵ですから(とはいえ、おもしろいのは・・・。→「似てない似顔絵」のページもご参照ください)。
下手だけど特徴を捉えていてじわじわと心に訴えてくる似顔絵というのは確かに存在します。絵と呼ぶにはあまりにシンプルだけど、何故だか似ているといったものもあります。そういったところから突き詰めていけばいいんです。
「リアルで驚くほど似ている似顔絵」というのもそれはそれでいいんですが、「下手なのになぜか似ている似顔絵」「全くリアルではないのに、なぜかその人だと分かる似顔絵」・・・これがまたいいんですよね。
絵の才能がないから・・・などと決して諦めず、少しでも興味があるのであれば、ぜひ似顔絵に挑戦していただきたいと思っています。
そのためのきっかけとなれば・・・。
↓↓↓