清水都さんという女性がいます。個展を開いたり、似顔絵の描き方の本なども著したりしている、その方面では有名な画家の方です。
彼女曰く「似顔絵に限らず、そっくりというのはかなり面白いことで、人を驚かせたり感心させたり出来る」とのこと。
本当にその通りであって、だからこそ、例えばテレビのバラエティー番組などで「○○のそっくりさん大集合!」などというコーナーが成立する訳ですし、似ている有名人を比較して投票させ、そっくり度を競うようなWebサイトも存在するようです。
そもそも考えてみれば、ものまね芸人といった職業も、だからこそ人気があり、需要があり、笑いや感動が生まれるという訳ですね。
普段の会話でも、「誰々が芸能人の○○に似ている!」といった話題が興味を惹いたり、学校で、特徴のある先生の(愛のある)ものまねが生徒の間で流行ったりするのも、やっぱりそれが面白いからなんですよね。
「そっくりは面白い」
「そっくりは笑いにつながる」
「そっくりは人を笑顔にする力がある」
これらは、不変の真理なんだと思います。そしてそれは、似顔絵の素晴らしさも同時に不変の真理であることと、何ら相違はありません。