「変わり羽子板」というものをご存知でしょうか。毎年、その年の話題の人をデザインしたという羽子板で、年末に東京・浅草寺の羽子板市などで展示されたりするのですが、要は、「今年の顔」とも言える話題の人の、見事な似顔絵が描かれたものなのです。
なんだか羽子板という素敵なキャンバスの雰囲気と相まって、本当に素敵なんですよね。よくよく考えてみれば、なるほど、羽子板というものは平面で、しかもそれなりの面積があるため、デザインとして似顔絵を描くにはピッタリと言えそうです。しかも、おめでたいお正月に合わせて、年末にその年に話題となった人をデザインする。素材・アイデアなどどれをとっても秀逸な一品と言えそうですね。
他のページでもたびたび触れていますが、私も常々似顔絵を利用した色々なアイデアやビジネススキームを考えているんですが、こういうものに触れるたびに、すごく刺激になるんですよね。「こんな似顔絵の活かし方がある!」と思わせてくれるものというのは、すごく参考になるし、似顔絵の可能性を図る1つの指標にもなると思うんですよね。
それにしても、google検索で「変わり羽子板」と検索してみたら、関連キーワードとして「変わり羽子板似てない」といったものが表示されていました・・・。いやいや、どの羽子板の似顔絵も見事な出来栄え、似てますって!
こういう素敵なモノに触れる度に、似顔絵って本当にいいな・・・って思えるんですよね。