たくさんの似顔絵描きの人たちが集まって、腕を競い合うという似顔絵大会。日本ではあまり馴染みがありませんが、それでもここ最近はぽつぽつと各地で開催されているようで、一般的にも少しずつ浸透しつつあります。大勢が集まって一斉に似顔絵を描いているその様(さま)は、まさに圧巻です。
ただ、似顔絵大会の本場(?)と言えば、やはりアメリカのようです。
全米各地はもちろん、世界各国から参加者が集い、似顔絵の腕を競い、同志として交流を深めるという大会が、数日間に渡ってしばしば行われます。似顔絵という同じ世界に住んでいる者どうし、強烈なライバルであり、他に類を見ない仲間であり、という訳です。そこでは、国境という垣根を越えたコミュニケーションが育まれているのです。
こういうイベントが、日本でもしばしば行われるようになれば、すごく嬉しいんですが・・・。まだまだですね・・・。とかく、暗いニュースが多くなりがちな昨今、似顔絵によるこんなイベントで、日本を明るく出来れば・・・。そんな日を夢見ながら、今日も私は似顔絵に勤しみます。
それにしても、似顔絵を描くというのはやはり、万国共通の、素敵なことなんですね。