似顔絵が上達したい!描き方を習得したい!という希望を持っていらっしゃる方、実はそういう方は、世の中に思った以上にいらっしゃるはずです。いわゆる「潜在層」がかなりいるはずなのです。
私の経験上、これはほぼ間違いない事実であると思っています。誰かがさらっと似顔絵らしき絵を描いてみたり、似顔絵が話題になったりした時の、周りの反応を見てみれば分かるんです。
ただこの「潜在層」の人達が、いずれは「顕在層」になるかというと、悲しいかな、必ずしもそうとは限らないというのが現状のようです。
それは、似顔絵の上達や、描き方の習得に対して、一定のハードルが存在してしまうからです。少なくとも、そういうイメージが定着してしまっているからです。初めから諦めてしまうんですよね。
例えば、料理が上達したい!色々なメニューの作り方を習得したい!と考えた人は、どうするでしょうか。
恐らく、テレビの料理番組を観たり、本屋にたくさん並んでいる様々な料理のレシピ本を買い込んだり・・・といった行動に出るはずです。つまり、上達したい!習得したい!という欲求を満たすための手立ては、割と簡単に思いつくし、そのどれもが、割と簡単に実行出来るのです。
ところがこれが、似顔絵となるとどうでしょうか。似顔絵が上達したい!描き方を習得したい!という欲求が芽生えたとしても、どうしたらいいのか分からない、まず何をしたらいいのか分からない、という方が、一定の割合でいらっしゃるのではないでしょうか。
似顔絵の描き方を解説したテレビ番組や、そういった類いの書籍等を、料理の時のようにパッと思いつく方は、あまり多くないはずなのです(もちろん、そういったテレビ番組や書籍が皆無とは決して申しません。優れたモノが実はたくさんありますから)。
そうすると結局、だんだんとそういった気持ちが萎えてきてしまったり、そうこうしているうちに忙しくなって欲求が忘却の彼方に追いやられてしまったりと、実に寂しい末路を迎えることが多いのです。これは本当に寂しいことです。
潜在的には、それに携わりたい人が割とたくさん存在するにも関わらず、それがなかなか顕在化せず、潜在しているままで終わってしまう。こういったことは、似顔絵に限ったことではなく、世の中にたくさんありそうですが、実にもったいないことですよね。
当サイトの存在が、似顔絵に関する潜在層を顕在化するのに少しでもお役に立っているなら、つまりは潜在層の人を一人でも多く顕在層に引っ張り上げることが出来ているなら、そして、似顔絵に触れ、描き方を学び、その楽しさや面白さを知ってくれる人が1人でも多く増えるのなら、それ以上の幸せはありません。