似顔絵は、描けば描くだけ新たな発見があり、思わぬ気付きがあり、新鮮な喜びがあります。
毎度毎度、似顔絵を描くたびに、何かしらのフレッシュな心持ちが得られるんですよね。
そこが似顔絵の面白さであり、大きな魅力の1つでもあります。
たとえ同じモデルを描いたとしても、描くたびに違う発見や気付きがあり、一つとして同じ似顔絵は描けないはずなのです。
特に初心者が上達する過程では、その傾向は顕著です。
そして、その一つ一つの経験が、新たな自分の糧やエネルギーとなるのです。
その経験を、以降の似顔絵作成に活かすことが出来るのです。
つまりまさに、「継続は力なり」ということです。
似顔絵の世界は基本的に、描けば描くほど上手くなる、やればやるほど力になる、というものであって、いわゆる「ビギナーズラック」などということがおいそれと起こり得る世界ではありません。
一発勝負のスポーツや、流れや相性といったものも重要な将棋や囲碁、運にも左右される麻雀、はたまた天候や潮の流れなど人間の力では如何ともしがたい(不可抗力な)要素も絡んでくるフィッシング(釣り)など・・・。
これらにおいては、経験の浅い人間が、超のつくベテランよりも良い成績を収めてしまう・・・といったことがままあったりします。
だからこそ、「それはそれで面白い」とも言えるのですが、逆に言えば、それが要因となり、挫折や諦め、最悪の場合はそれ自体がつまらなくなって止めてしまう、といったことにもなりかねません。
しかし似顔絵は当然ながら、そういったものとは根本的に違う側面があるのです。
正しい上達の方法さえきちんと実践すれば、「やればやっただけ成果に表れる」ことが、実感出来るはずです。
だからこそ、やりがいがあるのです。
上達に向けて、努力のしがいがあるのです。
もちろん、一発勝負のスポーツなどが、決してやりがいがないということではありませんが、人間ですから、「やればやっただけ成果に表れる」というのは、一番分かりやすく、かつ一番情に訴える喜びですよね。
他のページでも何度も繰り返している通り、似顔絵の描き方には、ちょっとしたコツ、うまく描くための手順があります。
それさえ身に付けてしまえば、あとはひたすら似顔絵を描いてみるだけです。
あなたの似顔絵の腕前は、まさにやればやっただけ、加速度的に上達していくはずです。
それを信じて、上達を諦めるなどと勿体ないことはせず、ぜひずっとずっと続けていただきたいと思っています。
そのためにも、いい教材に巡り会い、コツや手順を身に付けて、正しい上達の方法を知るということは、非常に重要なのです。